曲名：If I Ever Lose This Heaven（アルバム：Body Heat）
１９７４年に発表したアルバム「Body･Heat」に収録された楽曲で、これまでのジャズ系の路線からソウル系路線へシフトした、クインシー・ジョーンズの転機となったアルバムとも言えます。
クインシーはシカゴでごく普通の家に生まれ、バークレー音楽員へ奨学金を得てその才能が開花し、ジャズの大御所ライオネル・ハンプトンのバンドでトランペッターとしてプロ入り。その後、映画音楽のディレクターとして活躍し、ジャズ界から一気にポピュラー音楽界にその名を知らしめました。
それから、クインシーの多くの経験を駆使して制作された本アルバムは「ソウル・ジャズ」として新たなトレンドとして音楽会で認知された。なかでも「If I Ever Lose This Heaven」は発表後にセルジオ・メンデスをはじめ多くのミュージシャンがカバーしている。心地よく美しいソウル・グルーブを是非お聞き頂きたい。
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