ドランクドラゴン「鈴木拓」2年間のホームレス生活

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昨年(2021年)9月、お笑い芸人ドランクドラゴンの鈴木拓さんが、テレビ「激レアさんを連れてきた」に出演し、その類希な自身のレア体験を語った。今まではあまり気に止めていなかったが、この人、芸人としてのオーラはあまり感じないが、すごくトークが上手で、いつの間にか引き込まれていた。

小さな頃から友達がいなくて、一人で孤独に過ごしていたが、からかわれることも多く、父親の影響もあり、格闘技で強くなることを心の中で決意した。

鈴木の父親はボクシングのライセンスを持つほどの格闘家であり、家庭の中に様々なルールがあったという。

1)父には敬語で話す

ある日、友人の家に遊びに行ったとき、友達が自分の親にタメ口でしゃべっている光景を見て

「なんて自由な家なんだ」と感動したという。

2)朝は正座をして「おはようございます」という

3)父が観るテレビは正座で黙って鑑賞する

このような、環境で育った鈴木が、強い男を目指すというのは自然の流れと思われるが、

父がいつも言っていた「喧嘩は絶対負けるな」という教えに従い、喧嘩の勝ち方を必死で研究したという。相手が因縁を吹っかけてきたら、いきなりローキックを見舞うことで、「こいつなんだ~。」という空気になったらしめたもの。この不気味感を与えて、皆が逃げていく。喧嘩の戦法を極めたという。

鈴木は幼い頃から格闘家になることが夢だったが、もう一つの夢が「お笑い芸人」だった。ダウンタウンの漫才に憧れていたが、頑固一徹で暴力的な父親にはそのことは口が裂けても言えなかったという。

時が経ち、その父親と母は離婚し、2人目の父親ができたが、お笑い芸人のような不安定な仕事には猛反対で、高校卒業後に家を出て、河原で寝泊りするホームレス生活を2年間過ごすことになったという。そのようなハングリーに乗り越えてきた経験があり、現在の活躍につながっているのだろう。今後益々の活躍を応援したい。



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